基本検査

基本検査

基本検査

項目 検査名 1泊コース 1日コース
身体計測 身長
体重
BMI
体脂肪率
腹囲
肥満度
血圧 血圧
眼科系 視力検査
眼圧検査
眼底検査
心電図 心拍数
心電図(安静時)
聴力 聴力検査
肺機能 肺機能検査
X線 肺CT検査 ※1
胸部X線検査
上部消化管X線検査 ※2 ※2
腹部超音波 腹部超音波検査
尿 尿蛋白
尿糖
尿潜血
尿ウロビリノーゲン
尿比重
尿PH
尿沈渣 ※3 ※3
便 便潜血(2回法)
生化学(血液) 総蛋白
アルブミン
A/G比
総ビリルビン
AST(GOT)
ALT(GPT)
ALP
γ-GTP
LDH
Ch-E(コリンエステラーゼ)
LAP
蛋白分画
アミラーゼ
尿素窒素
クレアチニン
e-GFR
Na.K.Cl.
カルシウム(Ca).無機リン(P)
総コレステロール
中性脂肪
HDL-C
LDL-C
non HDL-C
CK(クレアチンキナーゼ)
尿酸
血清鉄(Fe)
糖尿病(血液) 血糖
糖負荷(1h,2h)
HbA1c
血液一般 血液型(ABO式)
血液型(Rh型)
白血球数
赤血球数
血色素(ヘモグロビン)
ヘマトクリット
MCV
MCH
MCHC
血小板数
血液像
血清 RF(RA)
CRP
RPR(凝集法)
TPHA
ASO
HBs抗原
NT-proBNP ※1
その他 子宮頸部細胞診検査 ※1
内科診察
  • 1. オプション検査として実施。
  • 2. 上部消化管X線検査の代用として上部消化管内視鏡検査を選択可能です。[差額料金5,500円(税込)]
  • 3. 尿沈渣は尿検査の「尿潜血」または「尿蛋白」が陽性時のみ実施します。
  • ご契約によっては検査の内容が異なる場合がございます。

検査内容詳細

項目 検査内容 異常値を示す
主な疾患や症状
検査の意味
身体計測 身長 体格を見る基本的な検査です。身長と体重からBMI(肥満度)を算出し、肥満・やせの判定を行なったり、メタボリックシンドロームの判定やその他検査の指標にも用います。
体重
BMI
体脂肪率
腹囲
血圧 血圧 高血圧・脂質異常症・動脈硬化・心疾患 血圧は心臓の拍動や末梢血管の抵抗性などによって作られる血管内の圧力です。心臓や血管の状態によって、血圧が変化します。
眼科系 視力検査 緑内障・円錐角膜 緑内障や円錐角膜などの眼球の病気を発見する手がかりになります。
眼圧検査 緑内障 眼球内圧(眼圧)を測定します。眼圧の高さによって網膜剥離や眼底出血、緑内障など目の病気を調べます。
眼底検査 高血圧・動脈硬化症・糖尿・脳腫瘍 眼底カメラを用いて眼底の血管などの写真を撮ります。眼底は、唯一血管が直接観察できる場所ですので、眼科領域だけでなく、高血圧症、動脈硬化といった血管に影響を及ぼす内科疾患に対しても重要な検査です。
心電図 心電図(安静時) 不整脈・冠動脈疾患・高血圧性疾患・心疾患 心臓が動く際に発する微弱な電気信号を波形グラフとして表します。心臓の動きに異常があると、 波形に変化が生じますので、それを読み取って診断に役立てます。
聴力 聴力検査 難聴 異なった周波数の音源でどの程度小さな音の強さまで聞こえるか検査します。
肺機能 肺機能検査 肺気腫・気管支炎・喘息 肺が空気を出し入れする換気機能のレベルや肺の容積を測定します。
X線 肺CT検査 肺や縦隔部分のがん/肺気腫・肺結核・肺嚢胞・肺炎などの炎症性変化 肺の断面像(輪切り)の撮影をおこなうことで、通常の胸部X線検査では見つけにくい心臓・骨・横隔膜などに隠れた部分の病変も見つけることができます。
胸部X線検査 肺炎・肺がん・肺結核・心肥大 胸部のX線写真を撮り、心臓や肺、左右の肺の間にある縦隔などの病気を調べます。
上部消化管X線検査 食道・胃・十二指腸の炎症、潰瘍・ポリープ、がん バリウムを使った、食道・胃・十二指腸の検査です。
腹部超音波 腹部超音波検査 肝血管腫・脂肪肝・腫瘍 人間の耳に聞き取れないような非常に高い周波数の音波を利用して臓器内の腫瘍や異常を小さな段階で発見する画像診断検査です。
※胃や腸管のガスの影響、おなかの脂肪が厚い場合などで、一部の臓器が描出できない場合があります。
尿 尿蛋白 腎疾患・低蛋白症 蛋白は、肝臓で合成され、腎臓でろ過されますので、肝疾患や腎疾患によって異常値を示します。
尿糖 糖尿病 尿中の糖を測定します。他の血糖値やHbA1cなどとあわせて糖尿病の指標に用います。
尿潜血 腎疾患・膀胱炎 尿中の赤血球を調べます。尿中に赤血球を認める場合には腎臓や膀胱、尿管の異常が考えられます。
尿ウロビリノーゲン 肝疾患 肝臓や脾臓などで赤血球中のヘモグロビンが壊されたときにできる胆汁色素のことです。肝障害や胆道の閉塞などで胆汁の流れが妨げられると異常値を示します。
尿比重 腎疾患・糖尿病 主に腎臓の病気を探る目的で、尿の濃さの変化を調べます。
尿PH 腎炎・膀胱炎 尿の酸性、アルカリ性いずれかの片寄りを測ることで体内の様子を伺うことができます。通常、尿は弱酸性となっています。
尿沈査 腎炎・膀胱炎・尿道炎・腎腫瘍・腎結石 赤血球、白血球、上皮細胞など、尿中の沈殿物を顕微鏡で観察します。尿が腎臓でつくられ尿路や膀胱を通過して排出される間に、剥がれ落ちたりして混入するものを調べることで腎臓や尿管、膀胱などの異常を発見します。
便 便潜血(2回法) 消化管の潰瘍・がん 腸などの消化管からの出血を調べる検査で、大腸の炎症性疾患やがんを発見する手がかりになります。
生化学(血液) 総蛋白 肝疾患・腎疾患・炎症 蛋白は、肝臓で合成され、腎臓でろ過されますので、肝臓疾患や腎疾患によって異常値を示します。
アルブミン 肝疾患 血中に含まれる蛋白質の一種です。肝臓の異常で低下します。
A/G比 肝疾患・ネフローゼ・炎症 アルブミンとグロブリンの比で、この値によって肝障害、ネフローゼ症候群などの指標とされます。
総ビリルビン 黄疸 ビリルビンは、寿命の尽きた赤血球が肝臓で処理されてできたもので、胆汁中に排泄されます。肝機能障害や胆石症などで胆汁がつまると血液中で増加します。
AST(GOT) 肝炎・肝硬変 蛋白質を構成するアミノ酸合成に必要な酵素で、肝臓に多く含まれますので、肝臓の細胞が障害(破壊)を受けると細胞外に出てくるため血液中の値が高値になります。
ALT(GPT) 肝炎・肝硬変 蛋白質を構成するアミノ酸合成に必要な酵素で、肝臓に多く含まれますので、肝臓の細胞が障害(破壊)を受けると細胞外に出てくるため血液中の値が高値になります。
ALP 肝疾患 リン酸化合物を分解する酵素で、高い値の場合、骨・肝臓・胆嚢に異常がある可能性があります。
γ-GTP アルコール性肝障害 アルコールと関連の深い酵素です。アルコール性肝障害の検査です。
LDH 肝疾患・白血病 LDHは細胞内で糖がエネルギーに変わるときに働く酵素で肝細胞、心筋、骨格筋、血球など全身のあらゆる細胞に含まれ、それらの細胞が障害(破壊)を受けると細胞外に出てくるため血液中のLDHが高値になります。
Ch-E(コリンエステラーゼ) 肝疾患 肝臓で作られる酵素で、肝機能の低下で数値が低下します。
LAP 胆石・胆道系閉塞・肝疾患 肝臓、腎臓、腸などに多く含まれている体内酵素の一つです。高い値の場合は、胆管の異常が考えられます。
蛋白分画 肝臓、腎臓などの病気 総蛋白の検査では、肝臓や腎臓の病気の手がかりになりますが、総蛋白の内容をさらに詳しく分析したのが蛋白分画です。肝臓、腎臓などの病気の重症度を知る指標となります。
アミラーゼ 膵炎 酵素の一種で、主に膵臓から分泌されます。異常値の場合、膵臓の異常が考えられます。
尿素窒素 腎機能障害 通常、尿素窒素は腎臓でろ過されて尿中へ排出されますが、腎臓の働きが低下すると、ろ過しきれない分が血液中に残ってしまい、尿素窒素の値が高くなります。
クレアチニン 腎疾患・尿路障害 通常、クレアチニンは腎臓でろ過されて尿中へ排出されますが、腎臓の働きが低下すると、ろ過しきれない分が血液中に残ってしまい、クレアチニンの値が高くなります。
e-GFR 慢性腎臓病 腎臓は尿を作る器官で、体内の水分量や電解質の調整と老廃物(体内の代謝によって生じる不要になったもの)を尿中へ排泄する機能がありますが、この老廃物を尿中へ排泄する能力を計算値で求め、この値によって腎臓の働き具合を調べます。
Na.K.Cl. 腎障害・糖尿病 血中のナトリウム、カリウム、クロールは、過剰な分は腎臓で濾過され、一定に保たれていますが、腎臓の異常や摂取量などによって異常をきたすことがあります。
カルシウム(Ca).無機リン(P) 低カルシウム血症 血中のカルシウム、リンの量を測定します。
総コレステロール 脂質異常症・動脈硬化症・高血圧 コレステロールの値を測定します。高コレステロールは、動脈硬化などの原因に繋がります。
中性脂肪 脂質異常症・動脈硬化症 中性脂肪の量を測定します。増えすぎた中性脂肪は、体に蓄積し、肥満や脂肪肝などの原因に繋がります。
HDL-C 脂質異常症・動脈硬化症・高血圧 「善玉コレステロール」と呼ばれるものです。血管の壁などに付着して動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロールを減らします。
LDL-C 脂質異常症・動脈硬化症・高血圧 「悪玉コレステロール」と呼ばれるものです。動脈硬化を引き起こす原因となります。
non HDL-C 脂質異常症・動脈硬化症・高血圧 総コレステロールの値からHDLコレステロールの値を引いた数値です。動脈硬化に関する指標の一つです。
CK(クレアチンキナーゼ) 心筋梗塞・甲状腺機能亢進 筋肉のエネルギー代謝に重要な酵素です。筋肉組織細胞に障害があるかどうかの指標になります。
尿酸 痛風・腎疾患・高血圧 腎臓機能障害や肉類などの食べ過ぎ、過激な運動が続くことにより、血液中の尿酸が腎臓でろ過しきれず増加します。この状態は高尿酸血症と呼ばれ、痛風の原因となります。
血清鉄(Fe) 貧血 血中に含まれる鉄の量を測定します。
糖尿病(血液) 血糖 糖尿病 糖尿病の検査です。血液中のブドウ糖(血糖)を測定します。
糖負荷(1h,2h) 糖尿病 ブドウ糖飲料を飲み、1時間後と2時間後の血糖値と尿糖値の変化を見ることで、糖尿病の指標とします。
HbA1c 糖尿病 HbA1cとは、赤血球中のヘモグロビン(Hb)が、ブドウ糖と結合したものです。血液中に余分なブドウ糖があり、高血糖状態が続くと高値を示すため糖尿病の指標とされています。
血液一般 血液型(ABO式) ABO式の血液型を調べます。
血液型(Rh型) Rh式の血液型を調べます。
白血球数 炎症・血液疾患・白血病 白血球数を測定します。感染症や炎症、貧血などの指標に用います。
赤血球数 貧血・血液疾患・赤血球増多症 赤血球数を測定します。主に貧血の指標に用います。
血色素(ヘモグロビン) 貧血 ヘモグロビンの量を測定します。貧血の指標に用います。
ヘマトクリット 貧血 血液中に占める全赤血球の容積率を測定します。主に貧血の指標に用います。
MCV 貧血 赤血球の平均的な大きさを測定します。貧血の指標に用います。
MCH 貧血 赤血球1個あたりの平均ヘモグロビン量を測定します。貧血の指標に用います。
MCHC 貧血 赤血球中の平均ヘモグロビン濃度を測定します。貧血の指標に用います。
血小板数 白血病・紫斑病 血小板の数を測定します。血小板は出血した際に止血にかかわる成分です。この値が低いと出血がおさまりにくくなります。
血液像 炎症・白血病 血液検査の一つで、白血球のリンパ球、好中球(分葉核球、桿状核球)、単球、好酸球、好塩基球の5種類に対して、それぞれの比率を測定します。
血清 RF(RA) リウマチ リウマチの時に血液の中に出現するリウマチ因子の有無を調べる検査です。
CRP 心筋梗塞・甲状腺機能亢進 筋肉のエネルギー代謝に重要な酵素です。筋肉組織細胞に障害があるかどうかの指標になります。
RPR(凝集法) 梅毒 梅毒の検査です。
TPHA 梅毒 梅毒の検査です。
ASO 溶連菌への感染 溶血性連鎖球菌(溶連菌)の感染の有無を調べます。感染がある場合は陽性になります。
HBs抗原 B型肝炎 B型肝炎ウイルスに感染しているかどうかの検査です。ウイルスに感染していてもすぐには発症しないケースもあります。
NT-proBNP 心疾患・心不全 心臓に負担がかかると自覚症状より先に血中のNT-proBNPが上昇しますので、糖尿病・高血圧・脂質異常症・肥満などの疾病をお持ちの方にお勧めします。また、加齢と共に上昇傾向があります。
その他 子宮頸部細胞診検査 子宮頸がん 医師が子宮頸部の細胞を小さなブラシで採取し、顕微鏡で観察することで細胞に異常がないかを調べます。
内科診察 心音異常・呼吸器疾患 医師が聴診や打診、触診などを行い異常がないかを調べます。